異業種/異職種転職攻略

異業種転職4 広告代理店からGAFA 外資に評価される経験と面接でのポイントを解説

知人が広告代理店からGAFAへ転職をした時の体験談です。広告・メディア営業で働いている方、転職して今の働き方を変えていきたいと思っている方、より自分に合った会社にキャリアアップしたい方は参考にしてくださいね。

■なぜ転職前会社に入ったか

広告代理店に入社した理由

TVCMが好きで就職活動は、広告代理店一本で活動を始めました。
広告代理店は、クライアントの広告活動をさまざまなメディアを通して広告出稿し、クライアントの商品をPRしていきます。より大きな仕事をしたいと思い、大手企業である電通や博報堂などを視野に入れて活動していましたが入れなかったこともあり、中堅の広告代理店に就職をしました。

広告代理店でのお仕事について

広告営業の仕事は、各業界の方々や制作会社など多彩な業界や業種の人と関わり、スケールの大きな仕事にも携わることもありましたが、様々な会社の方とのスケジュール合わせなどで業務時間が長くなりがちでした。

また納期前や期末など多忙になることもあったので、働き方がハードになりやすいため、もっと効率的に営業活動をして成果を残していけないか考えるようになりました。

そこで、今の仕事でも成果を残してアピールできることを増やし、数年後に同業界のより上位企業へ転職を検討しはじめました。

■なぜ転職しようと思ったか

会社と働き方について

年齢は31歳で広告営業として働いてましたが、クライアントとの調整による待機時間や接待の時間が遅くまであったことや、クライアントの機嫌取りのようなことをしていることが多く、今後のことを考えた場合にスキルがつくのかなどの不安感を持つようになりました。
また将来的にTV媒体や紙媒体など業界自体のマーケットもあまり伸びがないと感じたため、この業界に長期間いることに懸念を持つようになりました。

プライベートと年収について

また結婚したこともあり、ワークライフバランスの観点で仕事と家庭の境目が希薄な業界体質に対しても違和感を感じるようになり家庭の時間ももう少し持ちたいと感じるようになりました。
且つ、残業代の支給も曖昧なところもあり、サービス残業も多く給料は上がらず、手取りが少ない現状が続き今後に希望が少ないと感じたので、転職を決意しました。

■転職のためにどういう経験を積んだか

前の会社での広告営業の経験からデータに基づいた営業分析をして、顧客ニーズを的確にとらえるなどの営業施策を検討することもあり、データ分析などにも興味を持っていたので、データアナリストへのキャリアチェンジも視野に入れて目指し勉強を進めるようになりました。

データアナリストは、大量のデータや業務の実績を集計・分析することでクライアントが抱える課題解決をサポートをするデータ分析の専門家です。今までの業務経験からデータの扱い方をもっと勉強したいと思い、また営業の経験から特に、顧客の課題発見から解決策までデータをもって導くコンサル型データアナリストに興味をもつようになり、インターネットから下記の講座や学習を行いました。

オンライン学習講座Aidemy

オンライン学習講座Aidemyは、3つの講座に分かれていて、AIアプリ開発講座・データ分析講座・自然言語処理講座のコースがあります。自宅にいながら勉強していきたいと思っていたので、パソコン1つで学べるオンラインスクールで学習中にわからない事があれば、講師の方にチャットなどで質問も可能なので効率よく受講できました。このオンライン講座では、データ系のプログラムを受講し、仕事で使えるように知識習得に励みました。

Aidemy

データ分析ツールtableau

Tableauは、さまざまなデータをビジュアル化することに特化したアプリケーションで、データ分析の結果をさまざまなグラフやチャートに反映する際、わかりやすく伝えることができるので転職先の業務なども視野にいれながら、自分なりに知識とスキルを磨いていきました。

tableau

■営業経験をどうアピールしたか

クライアントの課題の分析と抽出ができる

クライアントのデータを預かり、その情報をもとにデータドリブンに課題を紐解き解決策を提案していけることを、営業経験をベースにアピールしました。

売上データやマーケティングデータなどに基づいて判断をし、クライアントにとって費用対効果の高いアクションにつなげてきたことをアピールポイントにしていきました。

オンラインオフライン問わずに経験があること

また、単純な物売りとしてのセールスではなく、営業として客先に出向き、顧客とコミュニケーションをとりながら課題設定から解決策の提案まで取り組める人材であることをアピールしました。

エージェントからもこういった経験を持つ人材は貴重だと言われ、コンサル的な営業の仕方ができることをアピールしました。広告営業の中で培った、PDCAを回しながら広告効果を高めていけるスキルは、どのような業界・商材でも対応ができる汎用的なセールススキルであると見做してくれると考えます。

同じような経歴を持つ面接官に経験をアピール

面接の結果、GAFAのうちの1社とご縁がありました。

転職活動では、Bizreach経由の転職エージェントで同じようなバックグラウンドを持つ面接官に当たる可能性が高い領域を探ってもらうという裏技を行いました。

このようなアクションが取れることも転職エージェントを使うメリットの一つです。詳しくは下記の記事をご覧ください。

■実際転職してみてどうか

ワークライフバランスの観点でも前の職場に比べ、相当働きやすい環境でモチベーションも高く仕事ができています。正直最初はスキルが足りず苦労はしましたが、慣れてくると興味をもつようになったので今では自発的に学びながら働くことができています。

それよりは外資といえど、同僚やクライアントとうまくコミュニケーションをとれるかがキモなので、この辺りは営業でのスキルやコミュニケーション力が生きていると感じています。今後はスキルも磨いていき、やりがいを持ちながら働いていきたいと思っています。

■転職活動を振りかえって(まとめ)

今回の転職では、営業の経験に加えデータ分析のスキルを高めていくことでアピールポイントを増やしていき転職をおこなうことができました。自分の興味のある分野を探ってみることで新たな道が見つかるかもしれません。ぜひ記事を参考にしてみて下さいね。

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